仙腸関節炎の施術を行う上で大事なことは
「痛みのない側」に
原因があることです。
当整骨院での施術法とそのポイントは
次の3点です。
①腰周辺のリンパ調整による血流促進。
②片側重心補正のための歩行調整。
③状態により加圧トレーニングリハビリ法による
下半身の筋力強化。
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【40代 男性】
重いものを持ち、その瞬間に
仙腸関節部に痛みが走り
しばらく様子を見ていたが
痛みが引かず当整骨院に来院。
前屈時・後屈時に
仙腸関節部に痛みがみられる。
朝起き上がる時にも同様に痛みが出現する。
【初回処置】
腰部のリンパ調整を行い
仙腸関節部の炎症を抑える。
また日常生活の姿勢が外側にかたより
仙腸関節部を取り囲む筋組織のバランスが乱れているため
歩行の調整を行う。
*重要ポイント*
「この時の施術の際に気を付けることは
・片側に傾くことで反対側の筋組織が引っぱられ、
そこから炎症が始まるので
痛みが無い側を軸として調整します。
・痛みのある側に施術のウエイトを置き過ぎると
外側過重がさらに加速し
筋組織がさらに引きずられ
仙腸関節炎が悪化します」
その後4週ほどで軽減傾向になり施術終了。
予後良好とする。
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腰痛の中でも仙腸関節炎は
その関節部を取り囲む組織の構造が
複雑かつ特殊なため
一般の腰痛とは発症機序が少し異なります。
なかなか改善しない仙腸関節炎は
もしかすると、そのようなポイントを見逃しているかもしれません。
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