【福岡市中央区薬院】整体師・マッサージ師も通う「まえだ整骨院」

先日、患者さんとの会話の中で、とても興味深いお話をお聞きしたのでこちらに紹介いたします。

五葷(ごくん)という言葉をご存知でしょうか？

もちろんご存知の方もおられるでしょうが、一般的に五葷(ごくん)とは地域や時代によって野菜の定義は異なりますが、

• ネギ類（玉ネギ、長ネギ、あさつき、エシャロット等）
• ニラ類
• ニンニク
• らっきょう

の野菜を指します。

いわゆる匂いや刺激の強い食物のことであり、これらの野菜は地中の毒素を吸収して成長するために、匂いがきつくなると言われています。

そのため、体に悪いものバランスをくずすものとされ、精進料理には避けられる食材だそうです。

ちなみに犬や猫などの動物（野生動物も含む）も基本これらの食物は食べません。

実際に、古来より中国に伝わる自然哲学には、

• 『ネギを食べると腎臓を傷める』
• 『ニンニクを食べると心臓を傷める』
• 『ニラを食べると肝臓を傷める』
• 『ラッキョウを食べると脾臓を傷める』
• 『あさつきを食べると肺臓を傷める』

ということが言われています。

またこれらの野菜は体を冷やすとも言われています。

よって、これまでの話をまとめると、体の不調が続いている方は、もしかすると五葷(ごくん)を日常的に多く摂取しており、その量を減らすことで体調がよくなる可能性があるのかもしれません。

確かに私自身も思い返してみると、ニンニクを多く含む食材を大量に食べたあとはお腹を壊している気がいたします。

ただし、あくまで一つの説ですので、このような考え方もあるという事でとらえていいのではないでしょうか。

この知識を基に、今一度ご自身の食事を試しに見直してみるのも良いのかもしれませんね。

という事で、こちらに書かせていただきました。

当院の施術方針は、栄養の面からも体の不調をカバーする考え方ですので、このお話は大変勉強になりました。

新しい知識を提供していただいたK様、ありがとうございました！