「共感覚」という言葉があります。あまり馴染みのない言葉ですが、これは5感のうち2つの感覚が同時に働くことをいいます。
視覚と聴覚、嗅覚と聴覚などが同時に動いてしまう人が何千人に1人の割合でいるといわれています。
例えば文字や絵を見ると音が聞こえたり、匂いを感じたりします。
特に音楽家、芸術家に多いとされています。
この能力が磨かれると、相手が考えていることを瞬時に見抜いたり(超能力とは違います(^^)よ)、暗記力、記憶力が格段に上がったり、演技の表現力が上がったり、
パズルが簡単に解けたりします。
TVのビックリ人間番組に出る人達もその仲間に入るのかもしれません。
この「共感覚」、実は日本人が特に優れ、日本の文化と密接に関係しています。
私たちは知らず知らずのうちに、「渋い声」(味覚+聴覚) 「甘い香り」(味覚+嗅覚) 「甘いマスク」(味覚+視覚)など、普段の日常から2感を用いた言語に触れています。
俳句や短歌にしましても、1匹のカエルが池に飛び込むだけの句に、風景や音をイメージすることができます(^^)
このように「共感覚」は日本人の文化に密かに関係し、この感覚を鍛えることで仕事やプライベートの上でも色んなメリットが生まれると思います。
次回はそのトレーニング法を紹介します(^^)
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